ラジオをWAVファイルに保存する
ラジオをよく聞く人なら、好きな番組をパソコンに保存して何度も聞きたいと思ったことが一度はあるでしょう。
ここではその方法を簡単に説明します。
用意するもの
1.ラジオ
2.LINE IN端子のついたサウンドカード
3.AVケーブル(両端がステレオミニプラグ)
このうち1と2は普通持っているでしょう。
1のラジオとは言うまでもなくラジオの放送を聞くものです。
持ち運びできるポータブル型からラジカセ等の置き型まで、ラジオを聞けるものなら何でも構いません。
2のLINE IN端子のついたサウンドカードですが、最近のパソコンならまず問題ないと思います。
分からない人はスピーカーから伸びているケーブルを追ってみるとパソコンにたどり着くはずです。
その近辺に似たような穴がいくつかあると思います。
そのどれかにLINE INもしくは単にINと書いてあると思うので、まぁその穴です。
この赤丸のやつです↓
3のAVケーブルは持っていない人がいると思うので軽く説明します。
といってもイヤホンやヘッドホンの端子が両側についただけのケーブルですが。
こんな奴が両端にあるケーブルです。
よく分からない人は電気屋さんに行って
「両端がステレオミニプラグのケーブル1本下さい」
と言えば分かってもらえると思います。
ちなみに値段はメーカーや長さによっても違いますがだいたい500円〜1000円くらいです。
準備
ラジオのヘッドホンを挿すところとパソコンのLINE IN端子をAVケーブルで繋ぐ。
終わり。
ラジオの聞き方
ここからはパソコンでやる作業です。
まずボリュームコントロールを開きます。
(Windows2000の場合)
<スタート> → <プログラム> → <アクセサリ> → <エンターテイメント> → <ボリュームコントロール>
(この下の設定は使っているサウンドカードによって多少異なります)
開いたらオプションのプロパティを選びます。
そうすると音量の調整に再生と録音のボタンがあると思うので、録音を選択。
下の表示するコントロールの中のライン入力にチェックを入れてOKを押します。
次にライン入力の項目の下の選択にチェックを入れます。
後はラジオに電源を入れてみましょう。
これでパソコンのスピーカーからラジオの音が聞こえてくるはずです。
もし音が出ない人は次の方法を試してみましょう。
・ラジオの音量を上げる
・ボリュームコントロールの音量を上げる
・パソコンのスピーカーの音量を上げる
・サウンドカードに挿したケーブルの差込口(LINE IN)を間違えている可能性があるので別の穴に変えてみる
ラジオが聞けるようになったら、
ボリュームコントロールのオプションで先ほど録音に変えたところを再生に戻しておきましょう。
録音の仕方
ラジオをWAVで保存するためにはSoundEngine Freeというソフトを使いましょう。
http://www.cycleof5th.com/ここからDLできます。
このソフトはフリーな上に色々と出来て便利です。
興味のある人は勉強してみるといいかもしれません。
SoundEngineを起動すると下のようなウィンドウが開くと思うので録音ボタンを押しましょう。
新しく出たウィンドウの録音ボタンを押してみましょう。
そうするとStopと書かれていたところがRecordingに変わり時間が進んでいるのが分かると思います。
適当なところで停止ボタンを押しCLOSEを押すと次のような波形が表示されていると思います。
試しにラジオを止めて再生ボタンを押してみましょう。
今録音した部分が再生されましたね?
あとは名前を付けて保存でも構いませんが、音量が小さかったり余計な部分はカットしたい人もいるでしょう。
音量の上げ方は
音量 → ボリュームを選び、
PreViewを押してからボリュームに適当な値を入れてOKを押します。
CMなどをカットしたい場合は、その範囲をドラッグで選択して右クリックから削除を選びます。
少し面倒ですが拡大したりして丁寧にやりましょう。
これでいいと思ったら名前を付けて保存を選びます。
あとは出来あがったWAVを再生してちゃんとラジオが聞けることを確認したらおしまいです。
ちなみに30分のラジオだとだいたい300MBくらいです。
サイズを小さくしたい人はこれをMP3やWMAに圧縮しましょう。
以上はラジオの保存方法ですが、ラジオの変わりにMDにすればMDの、カセットテープにすればカセットテープの録音が出来ます。